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山梨県産ジビエ入荷状況【2022年11月〜2023年春】

2023.03.19 (Sun)

2022年11月〜2023年春シーズンの山梨県で獲れた国産ジビエの最新入荷状況をお知らせします。

2023年3月19日現在

今期の狩猟期間は終了しましたので山梨県産ジビエ料理は売り切れ次第終了となります。春ごろまでのご用意になりますので、ご希望の方はなるべくお早めにご予約ください!

野禽類はエリソンのシェフや仲間のハンターがエアライフルで山梨県内で撃ったものをご提供しています。鹿や猪は地元のベテランハンターが仕留め丁寧に処理したものを仕入れています。いずれも狩猟期(11月15日から春まで)だけの特別なお料理です。大地と季節の恵みをどうぞ味わってください。

山梨県産ジビエを使ったお料理はすべて3日前までの完全予約制となっております。入荷状況をご確認の上、出来るだけお早めにご予約いただければお取り置き致しますので必ずご予約の上来店ください。
こちらのコースはランチタイム、ディナータイム共通のメニューです。お料理の内容はご同行の皆様同じメニューでご注文下さいませ。

◆こちらの山梨県産ジビエコースの内容は「料理全4品、自家製パン、デザート、コーヒーと小菓子」です。表示価格は税/サービス料を含んでいます。

シカ(入荷しています)お料理の一例です→写真01 写真02 写真03
  コース料金 9,000円

イノシシ(今期終了) お料理の一例です→写真01 写真02 写真03
  コース料金 9,000円

キジバト (入荷しています) →キジバトの紹介記事へ
  コース料金 9,000円

キジ(今期終了) →キジの紹介記事へ
  コース料金 10,000円

鴨の種類についての紹介記事はこちらをクリック!

カルガモ(今期終了)
  コース料金 10,000円(二名様単位でご注文下さい)

真鴨(オス)(今期終了)
  コース料金 10,000円(二名様単位でご注文下さい)

真鴨(メス)(今期終了)
  コース料金 10,000円(二名様単位でご注文下さい)


山梨県産ジビエのおまかせコース 〈15,000円(税サ込)〉
 料理全6品(うち4品程度ジビエ料理)、自家製パン、デザート、コーヒーと小菓子
色々なジビエ料理をお楽しみいただける特別コースです。こちらのコースは一週間前までにご予約くださいませ。


ご予約や営業時間など詳しくは公式サイトをご覧ください。
山梨県甲州市勝沼町のフレンチレストラン
エリソン・ダン・ジュールの公式サイトはこちらから!!

09:22  |  山梨県産ジビエとハンティング  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

2022〜2023狩猟シーズン終了!

2023.02.15 (Wed)

始まってしまえば3ヶ月なんてあっという間ですね。11月15日から始まった3ヶ月間の狩猟シーズンが終了しました。鹿と猪は3月15日まで期間が延長されているのですがシェフは大物は撃たないので2月15日に一足お先に終了です。
新しい銃(中古のエアライフル)を導入したのもあって過去最高の成績でした。安定して獲れる猟場の開拓やターゲットの種類による場所や時間の選定など経験を積んできた成果が出せました。
あと、以前からも少しはあったのですが、知り合いのシェフからジビエを仕入れたいとの依頼が増えてその分を獲ることもしていたので数が増えた感じもあります。

上が以前から使っているシャープ・チバ社(日本製)のエース・ハンター5mm
下が今期から使っているコメタ社(スペイン製)のオリオン5.5mm
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今季の記録です。

カルガモ 11羽
マガモ♂ 8羽
マガモ♀ 2羽
コガモ♂ 4羽
コガモ♀ 3羽
キジ 19羽
コジュケイ 2羽
キジバト 111羽
スズメ 2羽
タシギ 11羽

 計 173羽

春ごろまでは今季の国産ジビエ料理をご提供できると思います。そのあとはまた晩秋までジビエ料理ともお別れ…食べたい方はお早めにご予約くださいね!種類によっては在庫僅少な物もありますのでお早めにお越しくださいませ。お待ちしています!

山梨県で獲れた国産ジビエを使ったお料理はすべて完全予約制となっております。入荷状況をご確認の上、出来るだけお早めに(3日前までには)ご予約の上ご来店ください。
メニューや入荷状況など詳しくはこちらをご覧下さい!

16:12  |  山梨県産ジビエとハンティング  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ハンティングレポート

2022.12.30 (Fri)

早いもので今季の狩猟期もまもなく半分が過ぎようとしてます。期間は11月15日から2月15日までなので今月末で折り返し地点なんです!今季から使い始めた新しい銃(プレチャージ式エアライフル)もだいぶ手に馴染んできてまずまずの成績を残しています。今までメインで使っていたハンドポンプ式エアライフル(エースハンター)に比べると威力があるので遠くから狙いやすいことや、1発目に外した時に連射ができることで特に鴨類やキジなどを獲るチャンスが多くなっています。

昨年は狩猟期後半からコツが掴めてきたタシギ撃ちですが今季は去年の経験を活かし前半から割と獲れています。
*クリックでぼかしが外れます。
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タシギはジビエの女王と言われるヤマシギ(Becasse/ベキャス)の仲間で、比べると小型ながらも味は同じくらい美味しいと言われます。確かに肉も内臓もなんともいえない旨味があって繊細かつ濃厚な味わいが印象的なんです。獲れた時はジビエのおまかせコース(一万5千円)の一品としてお出ししていますのでご希望の方は予約時(一週間前まで)にお尋ねくださいませ。(今期は完売となりました)
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山梨県で獲れた国産ジビエを使ったお料理はすべて完全予約制となっております。入荷状況をご確認の上、出来るだけお早めに(3日前までには)ご予約の上ご来店ください。
メニューや入荷状況など詳しくはこちらをご覧下さい!
13:51  |  山梨県産ジビエとハンティング  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

国産キジバトについて

2022.12.14 (Wed)

エリソンでご提供している国産ジビエの中で「キジバト」についてご紹介します。
日本で狩猟が許可されているのは46種類の鳥や獣で、まとめて狩猟鳥獣と定義されています。ご興味のある方にはこちらに一覧もあります→狩猟鳥獣一覧。ここに載っているもの以外は撃ってはいけないんですね。こんな資料もあります→狩猟鳥獣の見分け方

この中に鳩類は一種類だけで「キジバト」です。ちなみに公園によくいるグレーの鳩はドバト(カワラバト)でそれは撃ってはいけないヤツなんです。キジバトはドバトよりやや小型で茶系のマダラの羽根色をしています。鳴きは特徴的で、ググッポッポー、ググッポッポー、ググッポッポー、と鳴いているのを田舎ではよく聞くと思います。
エリソンのシェフは散弾銃ではなくエアライフルで狩猟を行なっているため身に傷をつけることなく撃つことができるのです。キジバト自体それほど大きな鳥ではないのでどこに当てるかが大切で、この小さな鳥の首元あたりを狙って撃ち落とします。胸肉を貫通したり内臓に傷がついたりすると美味しく食べられなくなりますからね。

*クリックでぼかしが外れます。左から3羽がキジバト、右端はキジ。
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鳩類はフランス料理では定番の美味しいジビエとしてよく知られています。脂はあまり強くなくやや鉄分を感じる赤身の美味しさが身上です。熟成のさせ方にもよるのかもしれませんがエリソンのキジバト料理はフランス産の鳩を使ったものよりかなり上品な仕上がりだと思います。鳩は飛行能力が高いからか小さな体の割には厚みのある胸肉で、丁寧な火入をすることでその美味しさを最大限引き出せます。

お料理の一例をいくつかご紹介します。一人前のお料理に一羽を使い胸肉を中心にもも肉、手羽肉、内臓、頭、全てを使って一皿を作り上げます。

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山梨県で獲れた国産ジビエを使ったお料理はすべて完全予約制となっております。入荷状況をご確認の上、出来るだけお早めに(3日前までには)ご予約の上ご来店ください。
メニューや入荷状況など詳しくはこちらをご覧下さい!
17:19  |  山梨県産ジビエとハンティング  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

鴨の種類について

2022.12.12 (Mon)

日本で狩猟対象とされる鴨類は何種類かあるのですが、その中でも特に大型で食べて美味しいとされるのは真鴨とカルガモなんです。鴨撃ちの時はその二種をメインターゲットにして他の種類は居れば撃つぐらいの人が多いかもしれません。
エリソンでもやはりその二種が入荷することが多いので、どう違うかなどちょっとご紹介しますね。

まずオスの真鴨は通称「青首」とも呼ばれ繁殖期の冬は鮮やかな色をしています。冬以外は地味な色味になるんですけどね。フランスでもcol-vert(コルヴェール)緑の首と呼ばれます。メスと比較するとよりがっしりした肉質で野趣が強いです。

*クリックでぼかしが外れます。
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そしてこれが真鴨のメスです。地味な色味ですね。他の鳥類もだいたいそうですがオスは繁殖アピールのためにゴージャスな色味が多くメスはだいたい地味です。これもだいたいの動物はそうなのですがオスと比較するとメスの方が脂が乗りやすく柔らかめですね。
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そしてこれがカルガモ。カルガモの特徴はクチバシの先だけが黄色いこと。割と見分けやすいです。そして他のカモ類との違いとしてオスメスの色味の違いがほとんどなく、オスもメスも割と地味めの色合いです。なので基本的にはオスメスを区別せず取り扱っています。
他のカモ類の多くは渡鳥で冬が近づくと寒さを避けて北方から日本に渡ってくるのですが、カルガモは渡らずにずっと日本に(北海道以外)居るんです。春から夏の子育てシーズンも日本にいるためよくニュースになるんですね!味の方もそれが影響してか比較的柔らかい肉質で癖が控えめです。

(手前です。後ろはキジバト)
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三種の集合です。左からカルガモ、カルガモ、オス真鴨、メス真鴨です。野生のものですから個体差は大いにありますが味わいについて大まかに言うとこんな感じだと思ってください。
食べやすい <-- カルガモ -- メス真鴨 -- オス真鴨 --> 野趣が強い
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これらの鴨はエリソンでは一羽で2名さま分として調理します。胸肉も腿肉も手羽も内臓も余すところなく全てコースの中で味わっていただけます。お料理の一例として幾つかご紹介しておきますね。ぜひ山梨の冬の味覚をたっぷりと味わってみてください!
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山梨県で獲れた国産ジビエを使ったお料理はすべて完全予約制となっております。入荷状況をご確認の上、出来るだけお早めに(3日前までには)ご予約の上ご来店ください。
メニューや入荷状況など詳しくはこちらをご覧下さい!
20:15  |  山梨県産ジビエとハンティング  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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