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ヤギミルクの話(長いです)

2018.07.06 (Fri)



ヤギを飼い始めた頃からよく聞かれる質問に「ヤギのミルクを搾ってるんですか?」というのがあります。
意外と知られていないかもしれませんが、ヤギでも牛でも仔を生まないとミルクは出ないんです。ホルスタインだとしても定期的に仔を生ませてミルクを搾っているんですよ。

数年前にヤギを飼いたいと考えた時にやはり「ヤギ飼って、ミルク搾りたい!!ヤギ乳チーズを作りたい!」という思いはありました。ただそのためには仔を生ませる事。そのためには当然メスだけではなくオスも必要な事。さらには生まれた仔をどうするか。など色々な問題をクリアする必要があります。
ヤギのオスはメスよりかなり体が大きく力も強く、去勢していないものはかなり臭いがあります。お客様の訪れる場所ではオスを飼うのはなかなか難しいです。

いよいよヤギを飼い始めた2年前には、種付け時(1年半後)までにオスを探す事、生まれた仔は飼わずに引き取り先を探す事などを決めて二頭のメスヤギを迎え入れました。
昨秋には初めての種付けに成功、春には無事に二頭の仔ヤギ誕生。これでいよいよミルクが出るようになったワケです。

牧場などで酪農のためにヤギや牛を飼う場合は通常生まれてすぐに母から離し仔は人工哺乳で育て、母はすぐに搾乳を始めます。しかしエリソンでは子ヤギ達に定期的にミルクを与えて育てるのも大変だしすぐにミルクを搾れなくてもまあいいかーと思い、母ヤギに母乳で育ててもらうことにしました。なのでミルクはもうしばらくお預けです。

仔ヤギがほぼ離乳するまで約3ヶ月。7月20日前後を目処に仔ヤギ達は手放すつもりです。可愛い盛りの仔ヤギたちとお別れしたくない気持ちはもちろんあるのですが、ヤギが4頭に増えるとさすがに飼いきれなくなります…
ヤギは基本的には家畜なのでミルクだけでなく仔もある意味では生産物としての価値があります。仔ヤギ達の今後のことも考えて除角と去勢も済ませたので次の場所に行っても元気にして欲しいと願っています。

そしていよいよミルク搾りが始まります!今は仔ヤギたちが飲んでいるからいいのですが、搾乳を始めたら1日も休まず搾る必要があります。ミルクが溜まってしまうと乳腺炎などの病気を起こし母ヤギが死んでしまうこともありますから大切なことです。ザーネン種は乳用種として品種改良されてきているので秋か初冬までは搾乳が続くと思います。

このヤギミルクはエリソン・ダン・ジュールの環境ではレストランでの利用に限り飲食店の営業許可で提供することができます。これには生乳を加熱殺菌などの処理をしっかりと行うことが必要です。また、ミルクやチーズの「販売」は別の営業許可が必要なので今のところ対応予定はありません。
15:57  |  ヤギを飼う  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
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