大雪その後
2014.02.28 (Fri)
気がつけば明日から3月ですね!
2月は見事に大雪に翻弄された一月となりました…
大雪の直後は一面真っ白な世界だったのですが
最近かなり暖かくなってきて日の当たる場所から
どんどん雪が溶けていっています♪
エリソンのある場所は標高600mちょっとの場所なので平地では
もっと溶けています。

心配された県内の様々な被害状況なのですが、まずこの辺りで
かなりの面積を占める露地栽培の葡萄と桃については
まったく問題がないようです。
雪質的に枝や棚を倒壊させるようなタイプではなかったのが幸いでした。
とくにワインを作る醸造用葡萄はほぼすべて露地栽培ですから
今年のワイン作りに関してご心配はご無用です!
また、ぶどう狩り桃狩りもほぼ路地物が対象なので季節になったら
いつも通り楽しめますよ♪
その他のビニールハウスを使う、一部の葡萄、桃、サクランボ
イチゴ、野菜、きのこではハウスの倒壊などの被害が出ていますが
県などからの補助や援助の話が進み一歩一歩再建へと進み始めています。
今のシーズンはイチゴ狩りが始まっているのですがハウスの倒壊を免れた
イチゴ園もありますので、ぜひお出かけの際はお立ち寄りいただければと
思います。
この辺りの桃の木もよく見ればつぼみが少しずつ出て来ています。
桃の花が咲き乱れる季節まであと一月。
山梨へのお出かけ&エリソンでのお食事プランをぜひどうぞ!
2月は見事に大雪に翻弄された一月となりました…
大雪の直後は一面真っ白な世界だったのですが
最近かなり暖かくなってきて日の当たる場所から
どんどん雪が溶けていっています♪
エリソンのある場所は標高600mちょっとの場所なので平地では
もっと溶けています。

心配された県内の様々な被害状況なのですが、まずこの辺りで
かなりの面積を占める露地栽培の葡萄と桃については
まったく問題がないようです。
雪質的に枝や棚を倒壊させるようなタイプではなかったのが幸いでした。
とくにワインを作る醸造用葡萄はほぼすべて露地栽培ですから
今年のワイン作りに関してご心配はご無用です!
また、ぶどう狩り桃狩りもほぼ路地物が対象なので季節になったら
いつも通り楽しめますよ♪
その他のビニールハウスを使う、一部の葡萄、桃、サクランボ
イチゴ、野菜、きのこではハウスの倒壊などの被害が出ていますが
県などからの補助や援助の話が進み一歩一歩再建へと進み始めています。
今のシーズンはイチゴ狩りが始まっているのですがハウスの倒壊を免れた
イチゴ園もありますので、ぜひお出かけの際はお立ち寄りいただければと
思います。
この辺りの桃の木もよく見ればつぼみが少しずつ出て来ています。
桃の花が咲き乱れる季節まであと一月。
山梨へのお出かけ&エリソンでのお食事プランをぜひどうぞ!
ディナーメニュー更新しました
2014.02.21 (Fri)

ディナーメニューに新しいお料理が4品登場しました。
写真のお料理はオードブルの
「フォワグラのポワレとマル神農園の黒米入りバターライス、
ベドロヒメネスのソース」です。
香ばしくとろりと焼き上げたフォワグラに
プチプチとした食感が楽しいマル神農園の黒米を混ぜた
バターライスを添えました。
煮詰めた濃厚な甘口ワイン「ペドロヒメネス」のソース、
サクサクに揚げたマル神農園の緑米がアクセントです。
エリソン公式サイトはこちらから
2月18日午前の勝沼から塩山の様子
2014.02.18 (Tue)
前々回の記事で降雪一日目から4日目の様子をお伝えしましたが
昨日の午前中に道の除雪がされたため降雪から5日目となる
今日(18日)の午前中に車で塩山の市街地まで行ってきました。
エリソンのすぐ下の勝沼としてはやや標高が高めの葡萄畑です。
今回の雪は比較的張り付きにくい雪質だったようで葡萄や葡萄棚
桃の木などはわりと被害が少ないようです。

この辺りの道は除雪が済んでいると行っても一車線のみ。
すれ違いは所々の幅のある場所で行います。



フルーツラインを塩山方向に出ました。ここも一車線のみです。

塩山市街地。

予想もしていましたし、話にも聞いていましたが実際に見ると
心が痛くなります。
甲州市や山梨市を中心にした峡東地区と言われる地域は存知のように
果物の一大産地です。
ビニールハウスを使う栽培としては葡萄、桃、さくらんぼ、イチゴなどが
あります。他にも野菜やシイタケ、トマトなどもハウス栽培されています。
この地区はサクランボの栽培が多い地区なのでおそらくサクランボの
ハウスと思われます。
雪が降ると倒壊することは当然予想されるので、14日の夜は一晩中雪を降ろしたり
ハウスの暖房を最大に焚いて溶かしたりしていたと思うのですが、今回の雪の勢いに
勝つ事は難しかったようです。



牛奥トンネルを抜けて、塩山の自動車教習所へ下りる道も除雪されていましたが
坂がやや急なのそれを避けて千野の交差点まで行って411号を下る事にしました。

411号までくるとかなり道幅が広くなります。

塩山駅前通り。
どかした雪を歩道に積み上げているので徒歩の場合は車道の端を
歩く事になるのでちょっと危ないです。

メインの目的は買い物です。オギノ甲州店11時前ぐらいの様子です。
ある物はたくさんある、ない物は空っぽといった具合でしょうか。
今日から甲府の青果市場などにも物が入り始めたと聞きましたので
明日はもしかしたらもう少し改善しているかもしれません。


















あとはケーヨーD2甲州店にも行ってみました。
見ると駐輪場の屋根が落ちていました。

スコップと塩カル(融雪用の塩化カルシウム)は売切の様です。
剣先スコップしか手元になかったのでもし角スコップがあったら
買おうかと思ったのですがなかったですね。
そろそろ雪かきスコップも破損してきそうな勢いなので新しく入荷が
始まると良いのですが。

帰りに通った踏切です。塩山駅と東山梨駅の間です。
中央本線はいつごろ復旧するのでしょうか?

昨日の午前中に道の除雪がされたため降雪から5日目となる
今日(18日)の午前中に車で塩山の市街地まで行ってきました。
エリソンのすぐ下の勝沼としてはやや標高が高めの葡萄畑です。
今回の雪は比較的張り付きにくい雪質だったようで葡萄や葡萄棚
桃の木などはわりと被害が少ないようです。

この辺りの道は除雪が済んでいると行っても一車線のみ。
すれ違いは所々の幅のある場所で行います。



フルーツラインを塩山方向に出ました。ここも一車線のみです。

塩山市街地。

予想もしていましたし、話にも聞いていましたが実際に見ると
心が痛くなります。
甲州市や山梨市を中心にした峡東地区と言われる地域は存知のように
果物の一大産地です。
ビニールハウスを使う栽培としては葡萄、桃、さくらんぼ、イチゴなどが
あります。他にも野菜やシイタケ、トマトなどもハウス栽培されています。
この地区はサクランボの栽培が多い地区なのでおそらくサクランボの
ハウスと思われます。
雪が降ると倒壊することは当然予想されるので、14日の夜は一晩中雪を降ろしたり
ハウスの暖房を最大に焚いて溶かしたりしていたと思うのですが、今回の雪の勢いに
勝つ事は難しかったようです。



牛奥トンネルを抜けて、塩山の自動車教習所へ下りる道も除雪されていましたが
坂がやや急なのそれを避けて千野の交差点まで行って411号を下る事にしました。

411号までくるとかなり道幅が広くなります。

塩山駅前通り。
どかした雪を歩道に積み上げているので徒歩の場合は車道の端を
歩く事になるのでちょっと危ないです。

メインの目的は買い物です。オギノ甲州店11時前ぐらいの様子です。
ある物はたくさんある、ない物は空っぽといった具合でしょうか。
今日から甲府の青果市場などにも物が入り始めたと聞きましたので
明日はもしかしたらもう少し改善しているかもしれません。


















あとはケーヨーD2甲州店にも行ってみました。
見ると駐輪場の屋根が落ちていました。

スコップと塩カル(融雪用の塩化カルシウム)は売切の様です。
剣先スコップしか手元になかったのでもし角スコップがあったら
買おうかと思ったのですがなかったですね。
そろそろ雪かきスコップも破損してきそうな勢いなので新しく入荷が
始まると良いのですが。

帰りに通った踏切です。塩山駅と東山梨駅の間です。
中央本線はいつごろ復旧するのでしょうか?

営業再開のお知らせ
2014.02.18 (Tue)
先週末の山梨県観測史上最大の積雪によりエリソン周辺も
1m以上の積雪があったため実質的に臨時休業となっておりました。
この期間中にご予約を頂いていたお客様にはキャンセルを余儀なく
させてしまい誠に申し訳ありませんでした。
17日(月)にはエリソンのある地域から駅、勝沼I.C、市街地への道の除雪完了、
中央高速道路の3日ぶりの開通、中央本線も間もなく運行再開の見込みです。
そろそろ食材の流通も再開しそうなので19日(水)より営業再開とさせて頂きます。
一部食材の入荷が不安定なためご用意できないメニューなどがある場合もあるかと
思いますがその節はご容赦いただきます様お願い申し上げます。
道路状況はおおむね積雪はないものの、ところにより雪が多少残っていたり、
夜間は特に凍結の恐れもありますのでスタッドレスタイヤを装着の上、
慎重な運転でお越し下さいますようにお願い申し上げます。
近隣のタクシー会社に確認したところ、市内のタクシーの運行も18日(火)以降
除雪の済んでいるエリアは通常通りの営業が再開されるようですので、中央線が
開通したあとは電車&タクシーでのご来店も可能になります。
それではご予約ご来店心よりお待ちしております。
1m以上の積雪があったため実質的に臨時休業となっておりました。
この期間中にご予約を頂いていたお客様にはキャンセルを余儀なく
させてしまい誠に申し訳ありませんでした。
17日(月)にはエリソンのある地域から駅、勝沼I.C、市街地への道の除雪完了、
中央高速道路の3日ぶりの開通、中央本線も間もなく運行再開の見込みです。
そろそろ食材の流通も再開しそうなので19日(水)より営業再開とさせて頂きます。
一部食材の入荷が不安定なためご用意できないメニューなどがある場合もあるかと
思いますがその節はご容赦いただきます様お願い申し上げます。
道路状況はおおむね積雪はないものの、ところにより雪が多少残っていたり、
夜間は特に凍結の恐れもありますのでスタッドレスタイヤを装着の上、
慎重な運転でお越し下さいますようにお願い申し上げます。
近隣のタクシー会社に確認したところ、市内のタクシーの運行も18日(火)以降
除雪の済んでいるエリアは通常通りの営業が再開されるようですので、中央線が
開通したあとは電車&タクシーでのご来店も可能になります。
それではご予約ご来店心よりお待ちしております。
2014年2月14日〜山梨県記録的大雪について
2014.02.18 (Tue)
すでに報道などでご存知かと思いますが先週2月14日(金)から翌日未明に掛けて
県観測史上最大の1m以上の積雪を各地で記録した山梨県です。
エリソンの周辺の状況はかなり改善されたのですが少しずつ除雪が進むに連れて
県内各地の状況が把握され始め、停電や断水などライフラインに影響ある地域、
市街地からの距離が遠く除雪が全く進まず集落ごと孤立し、食品や燃料や医療など
危機的状況にある地域、今現在もかなり深刻な状況が伝わって来ています。
これらは時間が経つごとにますます状況は悪化することですので一刻も早い
救助の手が届く事を願っています。
予測の範囲を大きく超えた積雪のため家屋やカーポートなどもつぎつぎ倒壊していて
多くの人的被害もこれから明らかになって来ると思います。
またエリソンのある峡東地域を初めとして果樹の栽培のためのビニールハウスの倒壊など
農業などにも深刻な影響が出ている様です。
エリソンにも食材を提供して頂いている複数の農家からも農業施設の倒壊などの
情報があり今後をとても心配しています。
降雪から4日が経ちましてエリソンあるエリアは状況が少し落ち着いてきました。
私がFacebookに投稿した写真などを元にエリソン周辺の状況をお伝えしたいと思います。
■一日目(金曜日)■
一日中雪に降りこめられる。
14日の夕方撮影した写真。この時点で一週間前に降った16年ぶりの大雪と同じぐらいの
積雪があり、さらに雪が降り積もっています。

14日の夜中撮影。この時点でかなり見た事ない感じ。まだまだ降り積もります。

■二日目(土曜日)■
朝起きると、目を疑うような光景が!これは店内と外はほぼ同じ床の高さです。
絶句というか、雪かきってレベルじゃないっていうか……
建物の上にももちろん降り積もっている訳で建物大丈夫かな?と
少し心配になります

呆然としていてもしょうがないので少しずつ雪をかき始めます。
この日は屋根の雪を降ろせる場所だけ降ろし、道路に出る通路の確保をし、
車を掘り出しました。
山梨は一部の地域を除き雪国ではないので平年は積もっても20〜30cm、
先週の16年ぶりの大雪で40〜50cm程度なので屋根や建物が雪下ろしするように
なっていないです。
道路に出ても果てしなく1m以上の深さの雪が広がっているだけで近隣の人の
気配も感じる事が出来ません。二日目はここで力つきました。

■3日目(日曜日)■
今日はとりあえず歩ける幅でお店から上方面と下方面に分かれて掘り進める事にしました。

下は隣家の雪かきをして下の集落まで。上は6軒の民家があるので様子を見に。
上方面に進むと一軒目と二軒目はやはり自力で掘り始めていたので合流して
雪かきを進めました。一軒目の家は若いご夫婦もいて人手があるので軽トラも出して
なんとか車の通れる幅で下に向かって雪かかきを進めて下さいました。

そのまだ上にさらに四軒の家があるのですが結構距離があるので三軒目の家には
日暮れになってギリギリ着いて様子を聞きました。

だんだん暗くなってくる中四軒目の独り暮らしのお宅を訪ね様子を聞きました。
「明日のお昼におにぎりぐらい持ってまた様子見にくるね〜」と言って本日の作業終了。
エリソンの周辺もそうなのですが僻地に行くに従って高齢者の割合が高く、
単身で住んでいるケースも多くてこういった場合にはなすすべもなくといった
事態になってしまうのです。
■4日目(月曜日)■
今朝はおにぎりをもって行ってからまた雪かき進めていたら、
下の方の除雪を終えた重機が市の依頼を受けてやって来てくれた!
さすがにパワフル!頼りになります!

降雪開始より4日目、甲州市勝沼町中原地区は無事に車の通行が出来るようになりました。
エリソンのある辺りが中原の一番上なので、その下もおおむね通行可能だと思われます。
全県下で除雪車の手配を待っている状況で、まずは人が行き来できるように、
出来れば車が出せるようにと人力で雪かきを進めましたが、このエリアに思ったより早く
除雪車がやってきてくれたので本当に安心しました。
大雪の降った次の日はあまりの雪の積もり具合に絶望的な気持ちになったのですが、
除雪車はいつになったらやってくるか全くわからないし、町まで行けなくても
とりあえず周辺の人の様子がわかるようになればと思って雪かきをしました。
エリソンのある地域は市街地からせいぜい車で10分の距離ですが一時的に孤立状態
でした。山梨県には市街地まで車で1時間以上といった地域もあり現在の孤立状態が
改善するまでの除雪作業を思うと大変な作業だと思います。
そもそも、山梨事態が陸の孤島になっていたのは山梨は盆地なので山梨に入るには
必ず峠越えをしなければならないのですが、降り始めの頃に中央道を含め峠の登りに
差し掛かっていた車(トラックが多い)が雪でスリップやスタックして立ち往生している
間に雪が降り積もり、いよいよどうにもならなくて車が埋もれたり車を捨てて避難したり
した様です。
山梨県が自衛隊や除雪機の供給など各方面に支援を求めたようですが、救援のため
進む道の除雪をして山梨に入るためにもまずはそういった車が道に詰まっていて
遅々として進まなかったと言う状況だったようです。
地域によりますが自衛隊が到着したり各地からの支援が届き始めているのでより一層
の状況の改善が願われます。
地域のスーパーなどでは品薄ながらも多少の入荷はあるらしく、町まで出られれば
いくらかの物資の入手はできるようです。
また、17日(月)の深夜のは中央道が3日ぶりにやっと開通し明日からは物資の流通が
改善するのではと思います。
とりあえず車で動けるようになれば少しでも日常に近い生活が戻ってくるの
早く全県的に除雪が進むことを願っています。
県観測史上最大の1m以上の積雪を各地で記録した山梨県です。
エリソンの周辺の状況はかなり改善されたのですが少しずつ除雪が進むに連れて
県内各地の状況が把握され始め、停電や断水などライフラインに影響ある地域、
市街地からの距離が遠く除雪が全く進まず集落ごと孤立し、食品や燃料や医療など
危機的状況にある地域、今現在もかなり深刻な状況が伝わって来ています。
これらは時間が経つごとにますます状況は悪化することですので一刻も早い
救助の手が届く事を願っています。
予測の範囲を大きく超えた積雪のため家屋やカーポートなどもつぎつぎ倒壊していて
多くの人的被害もこれから明らかになって来ると思います。
またエリソンのある峡東地域を初めとして果樹の栽培のためのビニールハウスの倒壊など
農業などにも深刻な影響が出ている様です。
エリソンにも食材を提供して頂いている複数の農家からも農業施設の倒壊などの
情報があり今後をとても心配しています。
降雪から4日が経ちましてエリソンあるエリアは状況が少し落ち着いてきました。
私がFacebookに投稿した写真などを元にエリソン周辺の状況をお伝えしたいと思います。
■一日目(金曜日)■
一日中雪に降りこめられる。
14日の夕方撮影した写真。この時点で一週間前に降った16年ぶりの大雪と同じぐらいの
積雪があり、さらに雪が降り積もっています。

14日の夜中撮影。この時点でかなり見た事ない感じ。まだまだ降り積もります。

■二日目(土曜日)■
朝起きると、目を疑うような光景が!これは店内と外はほぼ同じ床の高さです。
絶句というか、雪かきってレベルじゃないっていうか……
建物の上にももちろん降り積もっている訳で建物大丈夫かな?と
少し心配になります

呆然としていてもしょうがないので少しずつ雪をかき始めます。
この日は屋根の雪を降ろせる場所だけ降ろし、道路に出る通路の確保をし、
車を掘り出しました。
山梨は一部の地域を除き雪国ではないので平年は積もっても20〜30cm、
先週の16年ぶりの大雪で40〜50cm程度なので屋根や建物が雪下ろしするように
なっていないです。
道路に出ても果てしなく1m以上の深さの雪が広がっているだけで近隣の人の
気配も感じる事が出来ません。二日目はここで力つきました。

■3日目(日曜日)■
今日はとりあえず歩ける幅でお店から上方面と下方面に分かれて掘り進める事にしました。

下は隣家の雪かきをして下の集落まで。上は6軒の民家があるので様子を見に。
上方面に進むと一軒目と二軒目はやはり自力で掘り始めていたので合流して
雪かきを進めました。一軒目の家は若いご夫婦もいて人手があるので軽トラも出して
なんとか車の通れる幅で下に向かって雪かかきを進めて下さいました。

そのまだ上にさらに四軒の家があるのですが結構距離があるので三軒目の家には
日暮れになってギリギリ着いて様子を聞きました。

だんだん暗くなってくる中四軒目の独り暮らしのお宅を訪ね様子を聞きました。
「明日のお昼におにぎりぐらい持ってまた様子見にくるね〜」と言って本日の作業終了。
エリソンの周辺もそうなのですが僻地に行くに従って高齢者の割合が高く、
単身で住んでいるケースも多くてこういった場合にはなすすべもなくといった
事態になってしまうのです。
■4日目(月曜日)■
今朝はおにぎりをもって行ってからまた雪かき進めていたら、
下の方の除雪を終えた重機が市の依頼を受けてやって来てくれた!
さすがにパワフル!頼りになります!

降雪開始より4日目、甲州市勝沼町中原地区は無事に車の通行が出来るようになりました。
エリソンのある辺りが中原の一番上なので、その下もおおむね通行可能だと思われます。
全県下で除雪車の手配を待っている状況で、まずは人が行き来できるように、
出来れば車が出せるようにと人力で雪かきを進めましたが、このエリアに思ったより早く
除雪車がやってきてくれたので本当に安心しました。
大雪の降った次の日はあまりの雪の積もり具合に絶望的な気持ちになったのですが、
除雪車はいつになったらやってくるか全くわからないし、町まで行けなくても
とりあえず周辺の人の様子がわかるようになればと思って雪かきをしました。
エリソンのある地域は市街地からせいぜい車で10分の距離ですが一時的に孤立状態
でした。山梨県には市街地まで車で1時間以上といった地域もあり現在の孤立状態が
改善するまでの除雪作業を思うと大変な作業だと思います。
そもそも、山梨事態が陸の孤島になっていたのは山梨は盆地なので山梨に入るには
必ず峠越えをしなければならないのですが、降り始めの頃に中央道を含め峠の登りに
差し掛かっていた車(トラックが多い)が雪でスリップやスタックして立ち往生している
間に雪が降り積もり、いよいよどうにもならなくて車が埋もれたり車を捨てて避難したり
した様です。
山梨県が自衛隊や除雪機の供給など各方面に支援を求めたようですが、救援のため
進む道の除雪をして山梨に入るためにもまずはそういった車が道に詰まっていて
遅々として進まなかったと言う状況だったようです。
地域によりますが自衛隊が到着したり各地からの支援が届き始めているのでより一層
の状況の改善が願われます。
地域のスーパーなどでは品薄ながらも多少の入荷はあるらしく、町まで出られれば
いくらかの物資の入手はできるようです。
また、17日(月)の深夜のは中央道が3日ぶりにやっと開通し明日からは物資の流通が
改善するのではと思います。
とりあえず車で動けるようになれば少しでも日常に近い生活が戻ってくるの
早く全県的に除雪が進むことを願っています。