鴨の種類について
2022.12.12 (Mon)
日本で狩猟対象とされる鴨類は何種類かあるのですが、その中でも特に大型で食べて美味しいとされるのは真鴨とカルガモなんです。鴨撃ちの時はその二種をメインターゲットにして他の種類は居れば撃つぐらいの人が多いかもしれません。
エリソンでもやはりその二種が入荷することが多いので、どう違うかなどちょっとご紹介しますね。
まずオスの真鴨は通称「青首」とも呼ばれ繁殖期の冬は鮮やかな色をしています。冬以外は地味な色味になるんですけどね。フランスでもcol-vert(コルヴェール)緑の首と呼ばれます。メスと比較するとよりがっしりした肉質で野趣が強いです。
*クリックでぼかしが外れます。


そしてこれが真鴨のメスです。地味な色味ですね。他の鳥類もだいたいそうですがオスは繁殖アピールのためにゴージャスな色味が多くメスはだいたい地味です。これもだいたいの動物はそうなのですがオスと比較するとメスの方が脂が乗りやすく柔らかめですね。

そしてこれがカルガモ。カルガモの特徴はクチバシの先だけが黄色いこと。割と見分けやすいです。そして他のカモ類との違いとしてオスメスの色味の違いがほとんどなく、オスもメスも割と地味めの色合いです。なので基本的にはオスメスを区別せず取り扱っています。
他のカモ類の多くは渡鳥で冬が近づくと寒さを避けて北方から日本に渡ってくるのですが、カルガモは渡らずにずっと日本に(北海道以外)居るんです。春から夏の子育てシーズンも日本にいるためよくニュースになるんですね!味の方もそれが影響してか比較的柔らかい肉質で癖が控えめです。
(手前です。後ろはキジバト)


三種の集合です。左からカルガモ、カルガモ、オス真鴨、メス真鴨です。野生のものですから個体差は大いにありますが味わいについて大まかに言うとこんな感じだと思ってください。
食べやすい <-- カルガモ -- メス真鴨 -- オス真鴨 --> 野趣が強い

これらの鴨はエリソンでは一羽で2名さま分として調理します。胸肉も腿肉も手羽も内臓も余すところなく全てコースの中で味わっていただけます。お料理の一例として幾つかご紹介しておきますね。ぜひ山梨の冬の味覚をたっぷりと味わってみてください!




山梨県で獲れた国産ジビエを使ったお料理はすべて完全予約制となっております。入荷状況をご確認の上、出来るだけお早めに(3日前までには)ご予約の上ご来店ください。
メニューや入荷状況など詳しくはこちらをご覧下さい!
エリソンでもやはりその二種が入荷することが多いので、どう違うかなどちょっとご紹介しますね。
まずオスの真鴨は通称「青首」とも呼ばれ繁殖期の冬は鮮やかな色をしています。冬以外は地味な色味になるんですけどね。フランスでもcol-vert(コルヴェール)緑の首と呼ばれます。メスと比較するとよりがっしりした肉質で野趣が強いです。
*クリックでぼかしが外れます。


そしてこれが真鴨のメスです。地味な色味ですね。他の鳥類もだいたいそうですがオスは繁殖アピールのためにゴージャスな色味が多くメスはだいたい地味です。これもだいたいの動物はそうなのですがオスと比較するとメスの方が脂が乗りやすく柔らかめですね。

そしてこれがカルガモ。カルガモの特徴はクチバシの先だけが黄色いこと。割と見分けやすいです。そして他のカモ類との違いとしてオスメスの色味の違いがほとんどなく、オスもメスも割と地味めの色合いです。なので基本的にはオスメスを区別せず取り扱っています。
他のカモ類の多くは渡鳥で冬が近づくと寒さを避けて北方から日本に渡ってくるのですが、カルガモは渡らずにずっと日本に(北海道以外)居るんです。春から夏の子育てシーズンも日本にいるためよくニュースになるんですね!味の方もそれが影響してか比較的柔らかい肉質で癖が控えめです。
(手前です。後ろはキジバト)


三種の集合です。左からカルガモ、カルガモ、オス真鴨、メス真鴨です。野生のものですから個体差は大いにありますが味わいについて大まかに言うとこんな感じだと思ってください。
食べやすい <-- カルガモ -- メス真鴨 -- オス真鴨 --> 野趣が強い

これらの鴨はエリソンでは一羽で2名さま分として調理します。胸肉も腿肉も手羽も内臓も余すところなく全てコースの中で味わっていただけます。お料理の一例として幾つかご紹介しておきますね。ぜひ山梨の冬の味覚をたっぷりと味わってみてください!




山梨県で獲れた国産ジビエを使ったお料理はすべて完全予約制となっております。入荷状況をご確認の上、出来るだけお早めに(3日前までには)ご予約の上ご来店ください。
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